神社参拝と御朱印を巡る・東京から電車の女子旅

静かなブームになっている「御朱印」。東京近郊の神社仏閣を訪ね、拝受した御朱印のご紹介と総合運、恋愛運、金運、仕事運、学業成就など、ご神徳・ご利益の情報をたくさん紹介していきます。

世田谷区松原地域の鎮守社と学問の神を祀る【菅原神社】/東京都世田谷区(明大前・下高井戸)

菅原神社

こんにちは。
今回は、世田谷区松原に鎮座する、
菅原神社/すがわらじんじゃ」をご紹介します。
「天満宮」といったが、明治7年に「菅原神社」とあらためたそうです。

2018年の今年から神社参拝を始め、5月・7月と2回目の参拝になります。
社名の通り、「菅原道真公」を天神さまを祀る神社です。

私は、霊感やスピリチュアルな力はないと思っておりますが、
なぜか、自分自身の勘というか感じる感情は大事にしており、
色んな判断基準があるなかで、迷いが生じた時は「自分の勘」なんです。
自分に素直になる」=「自分の感情に目を向ける
と勝手に思っているんです。

そのようなことから一人で神社参拝する際は、その時の感情に任せています。
7月の3連休のとっても暑い日、
朝、「行かなければいけない
と強く感じて、急かされている感覚があったので、急いで用意して参拝にいきました。

もしかしたら、前日、神社参拝に2ヵ所行き、到着時間午後2時に間に合うなら
「菅原神社」に行こうと思っていたが行けなかった心残りかも知れません

目次

御由緒

社伝によると寺子屋を開いていた石井兵助直慶が寛文5年(1665年)2月吉日に勧請したと石碑・勧請札に記されている。(現存)
境内には江戸時代の力石又文政の年の天満宮の扁額等現存し、学問の神様として、広く崇敬をあつめております。
(引用元:東京神社庁サイトより)

寛文5年(1665年)とは、江戸時代前期。
将軍は、徳川家綱/とくながいえつな(幼名:竹千代)の時代です。
徳川家綱は、寛文5年(1665年)4月に「寛文印知/かんぶんいんち」を交付しています。

「寛文印知」と同じく、全国の神社・神職を対象とする
諸社禰宜神主法度/しょしゃねぎかんぬしはっと」を制定してます。
社領の売買禁止などのほか、「吉田神道」を正統としてその統制に服すること
を義務付けし宗教統制の確立時期とみていいと思います。

石井兵助直慶のことを調べてみたのですが詳細は不明でした。
「寺子屋」の起源は鎌倉時代になり、室町時代から安土桃山時代後期に向け発達したと言われています。
江戸時代にはいり、僧侶・村役人・裕福な町人などに加えて武士階級の者による経営・教授が進み、
読み・書き・算盤などの日常生活に役立つ教科を教え、更に道徳の初等教育を施した
と言われております。

「寺子屋」の運営は「自発的な慈善活動」や「特定の組織が協同し教師を招聘する形」
最も多かったのは収入は少ないが「生計補填の手段として教師になる」だった様子です。
石井兵助直慶が寺子屋を開いた理由は不明ですので、あくまで参考です。

御祭神

・菅原道真/すがわらみちざね
f:id:momotoichi:20180718074022j:plain
(引用画像:パブリックドメインさんより)

摂末社
・厳島神社
御祭神:市杵島姫命/いちきしまひめのみこと
  宗像三女神のひとりで弁財天さまとも言われていて
  「金運アップ」「家内繁栄」のご利益があるといわれています。

・御岳神社
御祭神:櫛真智命/くしまちのみこと
      大己貴命/おおなむちのみこと
      少彦名命/すくなひこなのみこと

厄除け」「長寿」のご利益があるといわれています。

・稲荷神社
御祭神:宇迦之御魂神/うかのみたまのかみ
食に関する神さまで「商売繁盛」の神として信仰が篤いです。

鳥居/とりい

鎮座地は京王線の「明大前駅」と「下高井戸駅」からともに徒歩7分中間位置
世田谷の比較的閑静な住宅街に鎮座しております。
アクセスは説明しにくいので、スマホのGoogleアプリを始めとする
地図アプリ等を参考にしてくださいね。
▼石鳥居/鳥居の横にとっても大きな木がありました。
菅原神社

狛犬/こまいぬ

狛犬とは、神社に奉納、設置された空想上の守護獣像だそうです。
向かって右側が口を開いた角なしの「阿像」で獅子、左側が口を閉じた角ありの「吽像」で狛犬で、
阿吽の形になっているのは日本特有の形式のようです。
▼菅原神社の狛犬は?右は「阿像」ですが、左側は角が無いように見えるんですよね。
菅原神社菅原神社

拝殿/はいでん

拝殿とは参拝者が拝礼したりするための建物。
▼菅原神社の拝殿、朱色の綺麗な拝殿で、写真は控えましたが中を拝見することがありとても綺麗でした。
現社殿は昭和41年の修築で鉄筋コソクリートの立派な建物です。
菅原神社

撫牛/なでうし

▼菅原道真公を祀る天神さまを祀る天満宮といえば「撫牛」ですね。
古くから、傷や病気の箇所をさすると回復するとの言い伝えがあります。
菅原道真公と牛との縁は、
1、丑年生まれ、丑年に亡くなったと言われている説。
2、菅原道真公の御遺骸を載せた車を引く牛が座り込んで動かなくなった場所をご墓所と定めたという説。
3、その他諸々… 
そのため、天満宮で奉納されている「撫牛」=「使いの牛」は座った形をしています。
菅原神社の撫牛

梅の木

▼撫牛と同様に「<b>梅の木」も菅原道真公にたいへんゆかりがあります。
境内内には複数の梅の木がありましたが、
5本くらい枯れてしまったと宮司の奥様が仰っておりました。
実がなるので虫が根っこに住みついてしまうようです。
管理するのもとても大変な木なんですね。
菅原神社の梅の木

摂末社/せつまつしゃ

摂末社とは、神社本社とは別に、その神社の管理に属し、
その境内または神社の附近の境外にある小規模な神社のこと。
▼厳島神社と御岳神社と稲荷神社
境内内には3つの摂末社がありますが、厳島神社の鳥居をくぐると
橋がかけられており右手には鯉の池もありました。

境内案内

鳥居をくぐってすぐ左手、手舎水の手前に歴史のある建造物がありました。
歴史ある建造物って彫刻がすごいですよね。

御朱印

境内の中央左手にある社務所で頂きました。
初穂料は300円でした。
社紋は「梅鉢」ですね。
菅原神社の御朱印

授与品

▼心願お守りを頂いてきました。
菅原神社の心願御守

菅原道真をまつる神社は、
天満宮・天神社・菅原神社・老松神社・梅が枝神社」などと呼ばれ、
その数は全国約11,800社になるといわれています。

神社参拝のきっかけが平安時代に活躍した「菅原道真公」であるが、
最近、参拝したいと感じる神社が「菅原道真公」を祀っている神社が多く
強い縁を感じてしまうのと同時に、日々の精進を強く感じます

東急世田谷線/沿線の神社のご紹介

www.momotoichi.site

www.momotoichi.site

参拝情報

2018/05/05
2018/07/16

鎮座地

東京都世田谷区松原3-20-16
03-3321-6665